ブックレビュー 重松清『カカシの夏休み』 † 評者: 峰々碧 日付: 2016-11-26 感想 † 読んでから久しくなるので内容はあまり覚えていなかったが、なぜかこの本のことは頭の中に残っており、不思議だったので振り返ってみることにした。パラパラとページをめくると、すぐに思い出した。オトナとは、コドモとは何なのか。何が違うのか。葛藤や苦しみが渦巻き迫りくる現実とどのように向き合って生きるのか。多分、これは問いと願いのお話。