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京都工芸繊維大学 文藝部

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Last-modified: 2007-04-11 (水) 19:28:16 (6473d)
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ブックレビュー

エボリューション コレクターズ・エディション

  • 出演: デビッド・ドゥカブニー, ジュリアン・ムーア, オーランド・ジョーンズ, ショーン・ウィリアム・スコット
  • 監督: アイバン・ライトマン
  • 評者:
  • 日付: 2006-08-03

お薦め対象

おバカな映画が観たいかたへ。評価について、冒頭部分で納得できるでしょう。

あらすじ

 アリゾナに落ちた隕石から単細胞ウィルスを発見したアイラ教授(デヴィッド・ドゥカブニー)と政府調査員アリソン(ジュリアン・ムーア)。やがてその細胞は恐るべき速さで進化、増殖を始めていく。この未曾有の危機に人類の成す術は?

感想

 とりあえず下品です。

 全体的にチープ、かつ下ネタのオンパレードなので、こういうノリが楽しめる人には笑って観れる映画です。私的には人種をつかったジョークに、ちょっと過敏に反応してしまいました。こういうのって、向こうでは平気なのでしょうか。謎です。

 ストーリーは酷いです。逆に、肩に力の入らない感じがとてもよいです。もう何も考えずに観るのが正しいのですが、仮にも化学系の学科に進学したものとしては、適当に、そして曖昧につくられた設定に苦笑ものでした。大体、落ちてくる隕石が肉眼で確認できるなんて、

 どんなサイズなんだ!地球が滅びるぞ!

 えーと、とにかく頭のなかを空っぽにして観ましょう。何の印象も感慨も残らない、それがこの映画の真価(進化)です。

 あとひとつ、ドジッ娘のジュリアン=ムーアにやられてしまいました。サスペンスの彼女しか知らなかったので、何もない所でこけるとか、ガラスのドアにぶつかるとか、もうね、可愛かったですともさ!

評価:C-



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