たま◇なま 生物は、何故死なない? †
- 作者:冬樹 忍 イラスト:魚
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2007-07-29
お薦め対象 †
テンポの良い会話が好きな人。
粗筋 †
氷見透が帰宅すると、そこには鉱物生命体の少女・由宇が居た。人類支配を目論む彼女は透をかってに改造、さらに次世代作成の協力(!)を迫ってくる!結局居座った由宇の無体な要求に振り回されつつも、彼女とちぐはぐな同居生活を送ることになる透。そんなある日、由宇の宿敵が現れるが……。
感想 †
「私は、とそかんへ行きたい」
第一回ノベルジャパン大賞大賞受賞作品。完全に表紙買いですが何か?
済みませんでした。ノベルジャパン大賞舐めてました。佳作の『カッティング』といい、レベル高いな。いや、富士見が弱すぎるだけかもしれんがw
何が面白いって、透と由宇の掛け合いが楽し過ぎる。つーか由宇可愛いよ由宇。
「きさまなんか靴下と交尾してればいいんだっ!」は名言。実行可能そうだから困るw
で、ちゃんと続編が作れるように書かれている用意周到さ。これを打ち切ったら、編集部に絶望するぞ。
次回はラブコメ成分増量で御願いします。
問題点を挙げるとすれば、イラストに背景が殆ど描かれていないことか。凄い白い部分が多いんですが。まあ些末事だが。と言うか由宇が可愛く描かれてりゃそれで良いか。
そう言や、『たま◇なま』の意味が全く判らんのですが。
評価 燃:C 萌:A 笑:A+ 総:A