タロットの御主人様。② †
- 作者:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2007-09-26
お薦め対象 †
タロットと美少女が好きな人。
粗筋 †
勝ち気で意地っ張りな幼なじみ・古城結夏と、長い前髪の隙間から覗く瞳がキュートなクラスメイト・八久住香澄。タロットを司る彼女たちに封印(キス)をして、どうにかタロットたちの『御主人様』に収まった秋人は、『持ち札』となった二人と極秘の共同生活を送ることに。しかし残りのカードが襲ってくる気配は一向になかった。
そんな時、名門お嬢様女子校・聖ケーリー・イェール女学院にて不可解な“占い”が流行り始める。やがて学院を揺るがす大騒動に発展したその中心には、十年に一人の超お嬢様・鷺宮籐子というカリスマ美少女の影が見え隠れして……!?キスから始まる学園アルカナラブコメディ!
感想 †
「私と、お、お、………………………………お友達からなりましょうかっ!?」
一巻の発売から五ヶ月。打ち切りかなと思い始めた頃に、二巻が登場。
表紙は八久住さん。ポーズが、これまた可愛いが、パンチラしてますよ。今回は、ちゃんと帯で隠れてるけど。
すぐパンチラするこれと、どう見ても穿いてない『れでぃ×ばと!』と、どっちが駄目だろうなぁ。どっちも駄目か。
で、総扉をめくった瞬間に、結夏のしまぱん全開でロケットスタート。それと露出度が高過ぎる制服。最初から飛ばしてるなぁ。
前巻は、かなりの詰め込み展開だったが、今回は結夏と八久住さんを始め、キャラの掘り下げが比較的されていたので宜しかったのではないかと。アメジスティアにも何かあるっぽいしな。
今回のタロットは女教皇と運命の輪。ラストで秋人のクラスに転校してくる二人だが、まさかタロットに『憑依』された女の子全員転校させるつもりか?
そんな感じで、ラブコメパートは今後も脳の傷んだ展開が予想されるが、占い関係の設定は至極真面目。勉強になります。
そして四阿(あずまや)家先代当主の名前が四季で、主人公が秋人、ヒロインが結夏、親戚に真冬ってのが居るってことは、いずれ春の名を冠するキャラが出て来るんだろうか。
いやしかし、やっぱりジブちゃんが『なのはStS』のリィンと被って、脳内で、ゆかなさんボイスに変換されてしまうな。
さて、三巻では海へ繰り出すらしいですよ。
これはもうスク水に期待するしか!!<そんなんばっか