空の中 †
- 作者:有川 浩
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-09-06
お薦め対象 †
未知の生物とのファーストコンタクトに憧れる人。
粗筋 †
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた──
「変な生き物ゆうたわね? そやね?」
──秘密を拾った子供たち。
「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」
──秘密を探す大人たち。
秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か。
感想 †
電撃のハードカバー政策の先駆けとなった作品にチャレンジ。雰囲気はデビュー作『塩の街』と似てるかな。SF的な何かが出て来て、自衛隊が出て来て、あと恋愛モノみたいな。
冒頭のフライトシーンが若干取っ付き難いが、そこを過ぎればサクサク読める。訛り台詞に時々引っ掛かるが。
で、未知の生命体との接触。彼とのコミュニケーションが物凄く丁寧に描かれている。
そしてダブルヒロインの内の一人、武田光稀(ミキ)三尉。
ツンデレだな!! ツンデレなんだな!?
最近、ツンデレとロリと百合に過剰反応してしまう自分が嫌。
評価 燃:C 萌:A 笑:C 総:A