KIT Literature Club Official Website

京都工芸繊維大学 文藝部

Top / ブックレビュー / 4840228248
Last-modified: 2007-04-07 (土) 01:32:10 (6469d)
| | | |

空の中

お薦め対象

未知の生物とのファーストコンタクトに憧れる人。

粗筋

200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた──

「変な生き物ゆうたわね? そやね?」

──秘密を拾った子供たち。

「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」

──秘密を探す大人たち。

秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か。

感想

電撃のハードカバー政策の先駆けとなった作品にチャレンジ。雰囲気はデビュー作『塩の街』と似てるかな。SF的な何かが出て来て、自衛隊が出て来て、あと恋愛モノみたいな。

冒頭のフライトシーンが若干取っ付き難いが、そこを過ぎればサクサク読める。訛り台詞に時々引っ掛かるが。

で、未知の生命体との接触。彼とのコミュニケーションが物凄く丁寧に描かれている。

そしてダブルヒロインの内の一人、武田光稀(ミキ)三尉。
ツンデレだな!! ツンデレなんだな!?
最近、ツンデレとロリと百合に過剰反応してしまう自分が嫌。

評価 燃:C 萌:A 笑:C 総:A



一覧に戻る