灼眼のシャナⅢ †
- 作者:高橋 弥七郎 イラスト:いとう のいぢ
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-08-23
お薦め対象 †
ツンデレ好き。
粗筋 †
悠二、おまえは絶対わたさない!
「――ゆかりちゃんは、ずるいよ」
吉田一美は、ついに対峙する。 最強の恋敵と。
「……なにが」
シャナは、初めて気づく。 この感情の正体に。一方、彼女らを意図せず惑わす張本人・坂井悠二は、突然空を覆った不気味な影の存在に気づいた。それはまさに、“紅世の徒”が放つ『揺りかごの園』の妖しい封絶の片鱗だった。
シャナ、吉田一美、坂井悠二、そして“紅世の徒”。 それぞれの想いを秘め、闘いの幕が開く。
感想 †
VS愛染兄妹前編。開始一ページで、いきなりヴィルヘルミナの名前が出て来ます。その後に”万条の仕手”は長らく姿を見せていなかったという記述も在る。これは当然『天道宮』でシャナを育てていた為ですね。着実に『Ⅴ』への伏線が張られている。
で、アニメで大層エロかった愛染兄妹だが、原作でもやっぱりエロかった。この二人の同人誌って在るんだろーか。それはそうと、ティリエルの「およろしい?」って文法的に正しいんだろうか?ついでに、彼等の会話の中にヘカテーの名前が。
それと「店にいた十人ほどが、この世から脱落した」っていう表現が怖くね?
そして、あれこれと自分の事以外で気を揉む池君はつくづくイケメンだと思った。
ってな訳で『Ⅲ』でした。この巻で判ったのはアラストールが萌えキャラだという事です。千草さんに翻弄されるアラストール萌え。
評価 燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:S