南青山少女ブックセンター① †
- 作者:桑島 由一 イラスト:湖湘 七巳
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-08-22
お薦め対象 †
美少女一杯ウェーイってなる人。
粗筋 †
天性の不運が重なり、地元の高校入試に失敗しちゃった春山マリオくん。そんなとき、疎遠だった東京のおばさんが経営する高校からお誘いがっ! 喜び勇んで上京したマリオくんだが、ついたところはなぜか女子高。しかもクラスメイトは全員男性恐怖症!? 人間教材ってどーゆーこと!? さらにそんな生徒たちが従業する本屋さんの店長に任命されてしまうハメに――。その名も『南青山少女ブックセンター』!!
感想 †
世間が桑島さんの作品と言えば、『神様家族』一色だろうと、俺は『南青山少女ブックセンター』。
ただのラブコメなら買う気なぞ、さらさら無かったのだが、タイトルの「ブックセンター」ってのを見て猛烈に読みたくなった。そしたら、えっらいオモロイがな!!ハジケきった文体が素敵。
主人公マリオの名前の由来が父親のゲーム好きの所為で『スーパーマリオ』からきてるってのが、まず面白い。しかも弟は居ーひんけど、妹がピーチやからなwちなみにこの命名が原因で両親は離婚していますw
そして一巻からいきなりイラスト付きで出て来る八人の美少女&美女。それぞれにイイ感じではあるのだが、その中でもメインヒロインの晴子が凄い。アホ毛が良いというのもあるが、彼女の夢を知ったら惚れそうになりますよ。いや、ホントに。
ついでに彼女の姉の奈津美さんの毒舌が非道過ぎて面白い。
「あは。マリオくんでば意地汚いんだから。あと全体的に小汚い」
ってな訳で『南青山少女ブックセンター』でした。こんな本屋なら永久就職したい。そこ、本屋である必然性が無いとか言わない!!
評価 燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A