銃姫① Gun Princess The Majesty †
- 作者:高殿 円 イラスト:エナミ カツミ
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-09-17
お薦め対象 †
ややこい専門用語ラッシュよ、ドンと来い!!な人。
粗筋 †
かつて人間はその愚かさゆえに神の怒りにふれ、魔法の力を奪われた。しかし人々は、魔法を弾丸の形に封じ込め、銃器で使うことを思いついた。かくして再び戦乱の時代が訪れた。そのさなか、14歳の主人公・セドリックは、二人の少女と共に「あるもの」を探す旅に出る。果たして、その「あるもの」とは一体何か?
感想 †
心よ。
届け、弾丸のように――
『白ポリ?』を読んだあたりから気になっていたMF文庫Jの人気シリーズ。おおっと、これはツボかも知れん。やたら多い専門用語に、回収するのに時間がかかりそうな伏線。定番ファンタジー設定に、魔法を弾に込めて、銃で撃って発動するという設定が良いスパイスになっていると思う。
それにツンデレぺったんヒロイン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!アンブローシア (・∀・)イイ!歌声で鳥を落とす超絶音痴エルウィングも忘れてはならないが、まずアンブローシア(・∀・)イイ!
「胸が小さい女の子は、きらい……?」なんて、滅茶苦茶お約束な台詞やけど、いきなりデレて、そんな事言われたら、ああもう堪りませんなあ!!
と言うか、セドリックだけじゃなくて、アンブローシアも主人公クラスの扱いですな。半分くらい、彼女の話やし。
そんで、セドリックの鼻血噴出で始まる本編も本編なら、八割が乳の話で埋まっている後書きも後書きだと思う。ハイル貧乳て。
つーか高殿さんって女性なのかよ!?そして高殿さんが銃にハマった原因は榊さんにあるらしい。つまり『銃姫』は榊さんが居なければ生まれなかったという事か!!
ってな訳で『銃姫』でした。阿呆な感想ばっかり書いてるけど、ちゃんと真面目に面白かったですよ?取り敢えずは三巻まで読もう。