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京都工芸繊維大学 文藝部

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Last-modified: 2007-04-07 (土) 00:58:46 (6228d)
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うれしの荘片恋ものがたり ひとつ、桜の下

  • 作者:岩瀬 勝久 イラスト:ごとP
  • 評者:お亀納豆
  • 日付: 2006-06-25

お薦め対象

青春ミステリが読みたい人。

粗筋

うれしの荘。それは、山ひとつを有する立花山学園の一隅に佇む学生寮だ。直志は、姉貴分の従姉妹・鷹美の推薦で、高校入学を機に入寮した。そんな直志は、満開の桜の中で震える少女・瀬名と出会ってしまった――。恋をしたら、冷静ではいられない。さらに、寮では不可解なことが続く。なぜ兎のぬいぐるみが冷凍庫に? なぜ寮生と合わない? なぜ瀬名は窓際の席を嫌がる? 寮も彼女も不思議でいっぱい。ようこそ、うれしの荘へ!!

感想

購入理由は完全にフィーリングです。

何だか創刊当時の富士見ミステリー文庫の雰囲気を思い出させてくれました。と言うかあの頃はちゃんとミステリーしてる作品が多かったなあ。スニーカーミステリ倶楽部がお亡くなりになったから路線を変更したんかなあ。

で、小さな謎を解いていくうちに、直志は本多さんの両親の謎を解く事になる。このお約束気味な展開に癒されるというか。

ってな訳で『うれしの荘片恋ものがたり』でした。ラストシーンを序章に持ってきたのは失敗だった気がするが、それ以外は概ね良好。つーか、ごとPさんのイラストが (・∀・)イイ!!

評価 燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B+



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