神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン †
- 作者:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-11-11
お薦め対象 †
手遅れになる前にどうにかしたい人。
粗筋 †
刻々と衰えていくばかりのコーティカルテと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、あらためてお互いの存在を意識し合うフォロン。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。
だが、待ち受けているのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二体。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る!
感想 †
水面下で何かが動いてるって言うからコミカライズかと思ってたら、すっとばしてアニメ化ですよ。それに伴って以外な場所に新色が出るとか何とか。それがコミカライズかな。まあ、新色の方はともかく、アニメは期待せずに待とう。
さて、そんな訳で二ヶ月連続刊行、『赤』第四巻です。辛うじて一ヶ月積みは回避。
表紙のコーティは何て言うか、もうエロゲだよね、うん。
で、物語は人と精霊との関係の核心に迫っていく。何がビックリしたって、トルバスの地下に『白』の舞台、精霊島が埋まっているらしいってのがビックリした。あれ、落ちてくるんだ!?
それから、どうやら昔に何かあったらしいコーティとマナガ。コーティだけでなく、マナガも今の姿は昔の姿と違うらしい。まあ、その辺は『黒』の展開に期待ですな。
つーかコーティ、「抱っこ」って。卑怯<何が
そしてマティアとマナガが挿絵に登場。マナガはともかく、マティアが全然違うな。こいつ誰だYO!?って思った。
そんな感じで『赤』四巻でした。ちょっと神曲演奏シーンが手抜きっぽかったかな。「~~~~~」の多用で。
この後は『インフィニィティ・ホワイト』『プレイヤー・ブラック』と続きます。