神曲奏界ポリフォニカ スパーティング・クリムゾン †
- 作者:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-10-28
お薦め対象 †
表紙にがっつり喰い付いた人。
粗筋 †
ケセラテ自然公園につきまとう“地下遺跡”の噂。オミテックからの依頼で公園を訪れたフォロンを迎えたのは、今まさに発掘されつつある遺跡と、そこに埋まっている『コア』と、コーティカルテのつぶやき。
-トルバスが『神曲の都』として栄えたのには、理由がある-
本来なら、事務所の晴れがましい仕事となるはずだったコアの移送。新調した制服に身を固め、報道陣の前に立つ事務所の面々。晴れやかなムードの中、すべては順調に進むはず、だった。だがなぞめいたコーティのセリフを裏付けるように、『天国変』と『地獄変』を使いこなす謎の敵が現われ、コアを強奪。激しい追撃戦とバトルのなかでコーティの身体に異変が……!?
感想 †
今回の表紙のコーティは少女形態であるにも関わらず、可愛さより色気が先に感じられる。つーか、ぱんつ穿いてないだろ!!
さて早くも第三巻。役者が揃って、大きく話が動き出す。でも前半はハジけてます。『まかでみ』のノリに若干引きずられている気がする。
と言う訳でツゲ神曲楽士派遣事務所の制服が決まった訳ですが、女性陣の制服のデザインがエロイ件について。特に恥らうユギリ姉妹がエロ可愛いな。
問題は二巻では無くなっていたのに、復活した文字による神曲演奏の描写。一回、批判を聞いてしまうと、肯定的に見れなくなってしまうな……。
そして今回のシェアード・ワールド要素は『黒』のマティアとマナガの登場。こんなに思いっきり主役クラスが出て来るとは思わんかった。
さあ、アニメが始まる前にみんな読むんだ!今ならまだギリ勝ち組!!……かも知れない。
評価 燃:A 萌:A 笑:B 総:A+