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京都工芸繊維大学 文藝部

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Last-modified: 2007-03-24 (土) 02:57:54 (6482d)
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神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン

  • 作者:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇
  • 評者:お亀納豆
  • 日付: 2006-08-25

お薦め対象

重厚な設定のファンタジーが好きな人。

粗筋

「フォロンは――私を抱きたいと思うか?」

はじまりは些細なことだった。バスから見かけた自然公園の前を歩く美しい少女-シェルウートゥと、彼女に心奪われた少年-カティオム。ようやくたどり着いた2人の関係は、その公園の前でときどき行き会って5分ほど会話を交わす、それだけ。
惹かれているのに、どうしても手の届かない少女。素性も住んでいるところも、何も教えてくれない。

「彼女のことをもっと知りたい」

少年が意を決してフォロン達の事務所の戸を叩いたとき、それは精霊と人間の関係をあらためて問いかける、事務所のメンバーにとって他人事ではない重要なできごととなった。

感想

表紙のコーティが素晴らしく可愛い。さて今回は人の精霊の在り方が問われる。しかし何はともあれ、「私を抱きたいと思うか?」なんて言っちゃうコーティはズルイと思います。つーかこれ、絶対美少女ゲームに出来るって!!

まあ、それはともかく。今回は今後シェアードワールドで関係してきそうな固有名詞がチラホラ見受けられる。ただこの『赤』自体はあまり進行していないように思える。

ところでゲストキャラ、カティオムはユギリ姉妹とプールに行った事が在るらしい。それはちょっといっぺん死んどいた方が宜しいんとちゃいますか?

ってな感じで『赤ポリ』二巻でした。今回は序盤から中盤にかけて、誤字が多かった。振り仮名を振った人が悪いと思うんだが、それって誰の仕事なんだろうか。

評価 燃:A 萌:A+ 笑:C+ 総:A+



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