“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) †
- 作者:野村美月 イラスト:竹岡美穂
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2006-06-04
お薦め対象 †
文藝部員
粗筋 †
物語を“食べちゃうくらい”に愛している!
「どうかあたしの恋を叶えてください!」何故か文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが……。 物語を食べちゃうくらい深く愛している“文学少女”天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な“お化け”の嘆きと絶望の物語だった――!
感想 †
文芸部部長、天野遠子先輩は物語を食べちゃうくらい愛している文学少女です。
そんな事言われたら買うしかないじゃないか!!
文芸部室に遠子先輩と二人っきり……。嗚呼、なんて羨ましい、もとい素晴らしいシチュエーションなんだ!! つーか遠子先輩、凄い可愛いです。
しかしミステリー要素は要るのかという話です。そんな真面目な話なんぞせんでも、主人公の心葉君と遠子先輩の日常をのんべりだらりと描いてくれれば良いんです。
シリーズものらしいので、次はもっと遠子先輩成分を!!
評価 燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:B+