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京都工芸繊維大学 文藝部

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Last-modified: 2008-01-07 (月) 07:59:11 (5954d)
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王宮ロマンス革命―姫君は自由に恋する

お薦め対象

乙女である必要などない

あらすじ

王都ロンディミルズの歌劇場。王女エヴァは目の前のアレックスをじっと見つめる。彼は三百年の歴史を持つブラウドール家の長男であり、婚約者。エヴァは彼の心がよくわからない。侍女のアリアにいくら諭されたところで、アレックスの素晴らしさがわからない。ある日、従姉姫にあたるコーネリアがエヴァの城を訪れた。婚約破棄の方法を訊ねたエヴァに、コーネリアはあるアイデアを授けた。

感想

「姫神様に願いを」の藤原真利の新シリーズの一冊目。低年齢層向けの内容になっています(設定、ストーリー展開など)。しかし物語の核心、エヴァの出生については陰りがあり、それがエヴァのキャラクターに立体感を持たせています。けれど、この巻については重苦しいところもないので(むしろ爽快)、気軽に読めるのではないでしょうか。

評価:A-



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