KIT Literature Club Official Website

京都工芸繊維大学 文藝部

Top / ブックレビュー / 4062836114
Last-modified: 2007-03-24 (土) 03:50:45 (6482d)
| | | |

刀語 第一話 絶刀・鉋

お薦め対象

荒唐無稽な時代物が読みたい人

あらすじ

「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」



伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の“刀”を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(カタナガタリ)、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第1弾!



西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!

感想

一言で言えば時代物の戯れ言シリーズ。



あのノリで楽しめる人ならたぶんたのしめる。

ただ戯れ言より目的が明確な分読みやすいものになってるように感じる。



全12巻とはじめから長さが決まっているからか大量に伏線が張られている。それはもういろいろと。



12本の刀を毎月一本ずつ集める話だとはおもうけどいったい何を考えて伏線を張っているのか分からないことがある。その伏線がどう繋がっていくのかがたぶんこの作品の肝かと。あと12の刀の能力とかも次を楽しみにさせる要因。







けど一番の突っ込みどころはキャラにメタなセリフを言わせすぎだろ!オイッ!



一覧に戻る