機動戦士ガンダムOO ①ソレスタルビーイング †
- 原作:矢立 肇/富野 由悠季 著:木村 暢 イラスト:柳瀬 敬之/羽音 たらく
- 評者:お亀納豆
- 日付: 2008-04-18
お薦め対象 †
原作の副読本に。
粗筋 †
西暦2307年──未だ争いが絶えない人類の前に「武力による戦争根絶」を掲げる組織が現れた。その名はソレスタルビーイング。高性能モビルスーツガンダムを駆り、彼らは戦争根絶のため、世界に戦いを挑むが──
感想 †
再放送が始まるので、それまでに読んでおこうと思い、消化しました。『コードギアス』のときも、ノベライズを読んでから視ると、より理解が深まったしな。
まず驚いたのが、キャラとメカニック紹介だけで、14ページもあるということ。リヒティとかラッセとかハワードとかダリルとかユニオンリアルドとかAEUヘリオンとか要らんやろw
つーかラッセって、予備のガンダムマイスターだったんだ!?
一巻である今回は一期の前半13話の内、ガンダム鹵獲作戦とアレルヤによる超兵機関壊滅を除いたエピソードを収録。一巻の最後にせっちゃんのエピソードを持ってきたかったんだろうな。飛ばされたエピソードは次巻でやる模様。次巻予告で言っている「白き調停者ナドレ」って、そんな大袈裟なw
結局、調停者らしい活躍してないじゃん。
このペースでいくと、一期は全三巻かな。
それから、文章になると、アニメでは判らなかった部分、気付けなかった部分が色々と見えてくる。これこそがノベライズの醍醐味だよな。
セルゲイ中佐には、アンドレイという息子が居るらしい。もしかして二期に出て来るんだろうか。で、ソーマと中佐とアンドレイで三角関係という(ぇ
沙慈はせっちゃんがガンダムマイスターであることを「まだ」知らない、という記述。やっぱり、いずれ知ることになるんだな。
アレルヤの回想ではマリーの名前が。アニメでも言ってたのかな。
ティエレンのコクピットは立って、操縦するらしい。しかも宇宙型では、コクピット内部が真空状態なんだとか。えらく劣悪な環境じゃないか?
真理描写が出来る分、グラハムさんはハッスルぶりが酷いことになっている。いいぞ、もっとやれw
そしてエピローグでは、せっちゃんの前に現れたOガンダムを操縦していたリボンズの心境が語られている。この頃から、彼は大分歪んでいた模様。ってことは、いずれせっちゃんは信じていた存在に裏切られることになるんじゃないか?
最近のラノベでは、見開き挿絵がちょくちょく使われるようになっており、この作品でも使用されている。一枚はエクシアによるコラ沢さんフルボッコ。二枚目はスメラギさんとクリスティナとフェルトの水着姿。スメラギさんより、クリスティナのおっぱいの方がけしからん件。そんでフェルト可愛いよフェルト。
フェルトはこの段階でも結構なおっぱいだが、四年の月日が経過する二期では一体どうなっているんだろうか……。つーか、まさか第四世代のマイスターになってたりしないだろうな……。
そういうわけで、ノベライズ一巻でした。やっぱりスニーカーのノベライズは良いな。