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京都工芸繊維大学 文藝部

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Last-modified: 2007-04-09 (月) 14:03:10 (6466d)
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円環少女 ④よるべなき鉄槌

  • 作者:長谷 敏司 イラスト:深遊
  • 評者:お亀納豆
  • 日付: 2006-12-21

お薦め対象

読み難い文体と根気良く付き合える人。

粗筋

相似大系魔導師が挑んだ戦いによって、《公館》は戦力である刻印魔導師の取り締まりに奔走する専任係官の仁は、蛍のような光を放つ魔法構造体を見つける。メイゼル、きずな、なぜか巻き込まれた寒川紀子の3人は、魔法構造体の正体を探るため《公館》の地下に広がる迷宮へと潜入するのだが、そこには魔導師たちの恐るべき罠が張り巡らされていた!

感想

「濡れたらよく透けそうな、とってもいやらしい服ね。あんたの下着がどのくらいはしたないか、ぐしょ濡れにしてたしかめてほしいんでしょ?」

注:この作品は官能小説ではありません。

はい、そういう訳で第四巻。表紙はメイゼルと彼女のクラスメイトの寒川紀子。萌えカットも寒川さん。『②』で出て来た時は、こんなに可愛い眼鏡っ娘じゃなかった筈なんだが……。つーかスカートのフリフリをえらい気合入れて描いてるみたいだな深遊さん。
で、毎回のごとく言うが、メイゼル可愛いよメイゼル。寒川さんの眼鏡を奪って、かけてみたりしてるし。

ってな感じで阿呆な事を言っている内に事態は緊迫。と言うか勢力関係も魔法設定も難解過ぎて、僕のオツムではついていけません。仁の妹、舞花やエレオノールも絡んでくるみたいやし。

いやしかし再演大系って恐ろしいな。と言うか、どうやったら閃くんだ、あんなの。

評価 燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A



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