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*王宮ロマンス革命―姫君は自由に恋する [#f3dde768]
-作者: 藤原 眞莉
-評者: [[季柚下 沙葉>部員紹介#n1edf5d8]]
-日付: 2006-06-03
**お薦め対象 [#s94e95b8]
乙女である必要などない
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**あらすじ [#t2f2a9c6]
王都ロンディミルズの歌劇場。王女エヴァは目の前のアレックスをじっと見つめる。彼は三百年の歴史を持つブラウドール家の長男であり、婚約者。エヴァは彼の心がよくわからない。侍女のアリアにいくら諭されたところで、アレックスの素晴らしさがわからない。ある日、従姉姫にあたるコーネリアがエヴァの城を訪れた。婚約破棄の方法を訊ねたエヴァに、コーネリアはあるアイデアを授けた。
**感想 [#ec2de542]
「姫神様に願いを」の藤原真利の新シリーズの一冊目。低年齢層向けの内容になっています(設定、ストーリー展開など)。しかし物語の核心、エヴァの出生については陰りがあり、それがエヴァのキャラクターに立体感を持たせています。けれど、この巻については重苦しいところもないので(むしろ爽快)、気軽に読めるのではないでしょうか。
RIGHT:評価:7
RIGHT:評価:A-
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