KIT Literature Club Official Website

京都工芸繊維大学 文藝部

Top / ブックレビュー / B0001A7D0O
Last-modified:
| | | |

 #amazon(B0001A7D0O20,,image)
 *CASSHERN [#t66dd41c]
 -出演: 伊勢谷友介, 麻生久美子, 寺尾聡, 樋口可南子, 及川光博!
 -監督: 紀里谷和明
 -評者: [[哉>部員紹介#tc6461ca]]
 -日付: 2006-08-09
 **お薦め対象 [#ndccc376]
 ミッチーが出てるよ!
 
 #amazon(,clear)
 **あらすじ [#ga705ce6]
 そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。
  そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。
 
 **感想 [#o6b87510]
 映像はとても綺麗です。出演者も好感が持てます。
  映像はとても綺麗です。出演者も好感が持てます。
 
 ただ、脚本がなぁ……。
  ただ、脚本がなぁ……。
 
 本当に残念でなりません。ここまでのキャストを集めているというのに、
 駄作、というか自分たちだけで満足してしまっているようで、
 観ていて首を傾げてしまったり、不毛だと知りながらつっこんでしまうところがちらほら。
 ちょっと脚本を見せてほしいぐらい、わかりにくかったです。
  本当に残念でなりません。ここまでのキャストを集めているというのに、駄作、というか自分たちだけで満足してしまっているようで、観ていて首を傾げてしまったり、不毛だと知りながらつっこんでしまうところがちらほら。ちょっと脚本を見せてほしいぐらい、わかりにくかったです。
 
 客観性が足りていないのか、それとも狙ってやっているのか。&br;
 はたまた、映像を作ったあとで、つまりセットを作り終えてから気づいたのか、
 または気づいていないのか。
  客観性が足りていないのか、それとも狙ってやっているのか。はたまた、映像を作ったあとで、つまりセットを作り終えてから気づいたのか、または気づいていないのか。
 
 出演者の方々は、これで満足したのでしょうか。
 というより、文句は出なかったのか。
 洋画では、影響力のある俳優は脚本に意見を出すと聞きます。
 まあ、監督の意図通りのほうが良い映画を作り出せるかもしれませんが、
 それでも、いくつもの視点で脚本を練るのは当然のように感じます。
 なぜなら、小説や漫画と違って、映画という媒体には関わる人員がはるかに多いからです。
 また、動く費用も桁が違う。
  出演者の方々は、これで満足したのでしょうか。というより、文句は出なかったのか。洋画では、影響力のある俳優は脚本に意見を出すと聞きます。まあ、監督の意図通りのほうが良い映画を作り出せるかもしれませんが、それでも、いくつもの視点で脚本を練るのは当然のように感じます。なぜなら、小説や漫画と違って、映画という媒体には関わる人員がはるかに多いからです。また、動く費用も桁が違う。
 
 一見さんお断り、つまり原作を知らない人間などはなから相手にせずに、
 原作ファンを楽しませるために撮られているかと言えば、そうでもないみたい。
 どっちつかずの中途半端のよう。わたしは原作をしらないので、
 アニメーションとの対比もできないので楽しくありませんでした。
  一見さんお断り、つまり原作を知らない人間などはなから相手にせずに、原作ファンを楽しませるために撮られているかと言えば、そうでもないみたい。どっちつかずの中途半端のよう。わたしは原作を知らないので、アニメーションとの対比もできないので楽しくありませんでした。
 
 ストーリーが解りにくいわけではありません。ただ、整合性に欠けているというだけで。
  ストーリーが解りにくいわけではありません。ただ、整合性に欠けているというだけで。
 
 これは親切ではない映画です。深さもそれほど感じられませんでした。ただ、あれもこれもと詰め込んでいったら、
 結局、脚本の方にしわ寄せが来てしまった、という感じ。肉厚があってジューシーなのに、
 美味しくないハンバーグみたい。
 ただ、及川光博氏が出ているので好印象でした。
 やっぱりミッチーはサイコな役柄が似合いますね!
  これは親切ではない映画です。深さもそれほど感じられませんでした。ただ、あれもこれもと詰め込んでいったら、結局、脚本の方にしわ寄せが来てしまった、という感じ。肉厚があってジューシーなのに、美味しくないハンバーグみたい。ただ、及川光博氏が出ているので好印象でした。やっぱりミッチーはサイコな役柄が似合いますね!
 
 ということで、キャシャーンでした。
 つまらないというわけではないありません。ただ首を傾げるばかりです。
  ということで、キャシャーンでした。
  つまらないというわけではないありません。ただ首を傾げるばかりです。
 RIGHT:評価:D
 ~
 ~
 
 CENTER:[[一覧に戻る>ブックレビュー#mb39aac5]]